Activity Report
活動報告本市は、平成2年6月に「いわき市生涯学習推進本部」を設置して以来、平成3年3月に策定した『いわき市生涯学習基本構想』(平成12年3月改訂)に基づき、平成4年3月に『第一期いわき市生涯学習推進計画(平成4~8年度)』を策定し、以後、第六期計画に至るまで、5年ごとに生涯学習推進計画を策定してきました。
近年、少子高齢化やグローバル化の進展、学びのニーズの複雑化・多様化等に加え、コロナ禍を背景とする生活様式の変化により、情報通信技術を活用した学び方や働き方、コミュニケーションのあり方の見直しが急速に進展するなど、生涯学習を取り巻く環境も大きく変容しています。
このような状況の中、第六期推進計画が令和4年度をもって終期を迎えることから、令和5年3月、新時代における「生涯学習社会の実現」に向けた本市の指針とすべく、令和5年度から令和9年度までを計画期間とする『第七期いわき市生涯学習推進計画』を策定しました。
人生100年時代の到来や人口減少、新型コロナウイルス感染症の影響、情報通信技術の進展などの社会情勢の変化、並びに本市の生涯学習を取り巻く課題等を踏まえつつ、公民館を中心とした施策展開を図るべく、公民館の役割である「つどう」「まなぶ」「むすぶ」に即した3つの基本目標を設定するとともに、基本目標の達成に向けた11の施策の柱を設定しました。
11の施策の柱に、市の各部署が行う生涯学習の推進に資する事業・取組みを位置付けました。
第六期計画の計画期間中に、基本構想の上位計画である「新・いわき市総合計画」の計画期間が終了し、新たに「いわき市まちづくりの基本方針」が策定されましたほか、本市の教育等に係る施策の方針等を定める「いわき市教育大綱」が改定されるなど、新たな時代に向けた市全体の政策の方向性が示されました。
さらに、近年の少子高齢化やグローバル化の進展、学びのニーズの複雑化・多様化等に加え、昨今の「コロナ禍」を背景とする生活様式の変化により、情報通信技術を活用した学び方や働き方、コミュニケーションのあり方の見直しが急速に進展するなど、生涯学習を取り巻く環境も大きく変容しています。
これらの状況から、まちづくりの基本方針及び教育大綱の方向性を踏まえつつ、社会情勢の変化等に対応した生涯学習施策を推進するための見直しを行いました。
生涯学習は広域な範囲にわたるため、関係機関・団体の関係者並びに学識経験者等により構成される「いわき市生涯学習推進本部」において、各部局等が実施する生涯学習関連事業の進捗状況等の進行管理を行うこととしています。
本計画に位置付けられた事業・取組みについては、毎年度「実施状況調査」を行い、各部局等(事業実施主体)による検証や次年度以降の方向性(改善策)等を踏まえ、いわき市生涯学習推進本部において、実績と併せて目標の達成状況を総合的に評価します。また、実施状況調査の結果を反映し、計画の年度改訂を行うこととしています。
今般、令和6年3月13日に行われた、いわき市生涯学習推進本部において、令和5年度の実施状況等を踏まえた計画の改訂を行いましたので、これを公開します。
第七期いわき市生涯学習推進計画 令和6年3月 改訂版 本編(PDF/5.4MB)
第七期いわき市生涯学習推進計画 令和6年3月 改訂版 概要(PDF/712KB)