中央台南小・北小第8回土曜学習　※中央台公民館

「これならみんなでできる『百人一首教室』」　（令和５年１２月２日(土)）

本日の土曜学習の講師は、TOSSいわきの佐藤先生、渡辺先生、下妻先生です。まずは「百人一首って何？」という話から始まりました。すでに百人一首に取り組んでいる学級もあり、わくわく感が高まっています。	百枚ある札を５つのグループに分け、グループごとに５つの色を付けて分けてあるのが「五色百人一首」です。百枚の札は覚えられないけど、20枚ならなんとか覚えられそうです。本日は水色の札20枚で挑戦です。	まず２人組で向かい合って、札の置き方から教わりました。横に５枚並べ、縦の札は上下に付けて並べます。そしてやり方ですが、全部一気に覚えるのではなく、お気に入りの札から少しずつ覚えて行くのが大切だそうです。	ゲームを進めながら、少しずつルールも教えてもらいます。間違って札を取ってしまった時（お手付き）の進め方や、札を取り進めていっても札は移動させないなど、実際に必要な場面で指導が加えられます。

ワイワイとしていた空間がだんだんとキリっとした空間になってきました。みんなの表情が真剣になり、緊張感も高まってきました。	下妻先生から、「上の句の初めの言葉を聞いただけで下の句が分かる札」について教わりました。これを覚えることで札の取り方がぐんとスピードアップしました。	ゲームの進め方がほぼわかってきたところで、後半は学年ごとのリーグ戦になり、試合の順番や対戦相手、取った枚数などを記入する対戦カードを作成しました。	教室でも百人一首をやっているという３年生は、札の取り方がとても速いです。上の句を少し読んだだけで「はい！」という声が響き渡ります。

１年生チームには渡辺先生が張り付いて指導をしていますが、ルールをぐんぐん理解して、対戦が白熱してきました。	今日、初めて百人一首をしたという２年生のお友だちも、あっという間に札を取れるようになりました。対戦の順番ではない子も、お友だちの戦いを応援します。	狙っていた札がとられて悔しがったり、いつまでも札が取れなくて、読み手が何度も下の句を繰り返したりと、笑顔と真剣な表情の二つの面が見られた対戦になりました。	勝負がついたら、お互い良い姿勢になって挨拶をし、握手をして終わります。対戦終了後、佐藤先生から札のお土産があり、みんな家や学級でもやると喜んでいました。

中央台南小・北小第９回土曜学習　※中央台公民館

「トランペットを吹いてみよう！そして指揮者体験も！」（令和６年１月２０日(土)）

本日の第9回土曜学習は、いわきハルモニアオルケスタの指揮者鵜沼勇雄先生をお迎えしての講座「トランペットを吹いてみよう！そして指揮者体験も」です。	まずはオープニングコンサートで、みんなも知っている「天空の城ラピュタ」よりトランペットが大活躍する「ハトと少年」と「星条旗よ永遠なれ」の演奏で、参加したみんなの気持ちをぐっと引き寄せました。	さあ、トランペットのケースを開けます。わくわくです。しかもこれは中央台南小と北小の音楽室の楽器です。昔は運動会などの鼓笛隊で使われていたそうで、今日は自分の学校のトランペットで学習をします。	トランペット等、金管楽器を演奏するためには、まずマウスピースを「ビーッ」と鳴らす必要があります。この「バジング」ができると、あっという間にトランペットの音が出るのですが、さあ、どうでしょうか？

団員の方も指導をしてくれました。唇を上手にふるわせます。マウスピースを唇につけても同じように音が出ればOKです。あちらこちらから「ビーッ」「ブー」っていう音が響いてきました。	さあ、次はついにマウスピースを楽器に取り付けて、トランペットの音を出します。講座開始から１時間位しか経っていないのに、もうしっかり音を出せるようになった子がたくさん出てきました。	休憩時間です。見学をしていたお母さんたちもウズウズしてきました。「私もやってみたい。」と飛び入り参加です。これがなんと上手！	最後の方は、もう名プレイヤーかと思うほどのカッコ良さです。お母さんも超感激です。

最後のコーナーは「指揮をしてみよう」です。鵜沼先生から指揮の仕方を学びます。鵜沼先生の巧みな話術でみんなの表情もニコニコです。	代表のお友だちが指揮をしてみます。本当に指揮をした通りにバンドメンバーが演奏をしてくれます。初めての４拍子の指揮も見事にこなしています。	それにしてもすごいのはバンドの皆さんです。遅い指揮には遅く、テンポが速くなるとアップテンポでばっちり演奏してくれました。これでみんな立派なちびっこ指揮者です。	最後はリクエストにお応えして、参加者全員による大合奏です。曲は講座の中で使われた「クラリネットこわしちゃった」と「サザエさんエンディングテーマ」で、圧巻の演奏でした。