Activity Report
活動報告7月27日、藤原公民館主催の土曜学習が行われました。
藤原公民館は、年間の土曜学習を通じて「身近な学びからSDGsに興味を持ち、実現をヒントを発見する」ことをねらいの一つにしています。
今回は気象予報士を講師にお迎えして、気象からヒントを見つけます。
今回も藤原小・磐崎小・遠野小の児童がたくさん参加しました。
講師は、気象予報士の梛良幸広先生。
普段はいわき市教育文化事業団で遺跡の調査に取り組んでいらっしゃいます。
気象実験の手始めに、ペットボトルの中で雲を作ってみました。
どうやら、水蒸気が集まると雲ができるらしい。
マクデブルクの半球の実験もしました。
半球の中を真空状態にすると、いくら引っ張っても半球は離れません。
外側から押す力が大きいからで、これを気圧と呼びます。
マクデブルクというところで実験したときは、馬が引っ張っても離れなかったそうです。
マシュマロを使って気圧の変化を確かめました。
マシュマロが大きくなったり小さくなったりしています。
穴をあけた缶コーヒーを保存容器の中に入れ、容器の中の空気を調節すると、コーヒーが出たり入ったりします。
気圧は不思議だなぁ。
次は台風の実験です。
うちわで台風並みの風速が出せるかな?
1年生と6年生がペアを組みました。
児童と保護者が協力して天気の紙芝居を演じました。
ぶっつけ本番だけど上手にできました。
最後の実験は竜巻の実験です。
ペットボトルを2つ組み合わせ、片方に水を入れて回転させます。
慣れてくると、ペットボトルの中で竜巻が発生しました!
上昇気流というものが影響しているんだって。
夏休みの自由研究の題材にもなりそうです。
最後に温室ガスの話などもあり、SDGsの勉強もできた一日となりました。
子どもたちが、豊かで有意義な土曜日を過ごすことができるように、学校と家庭と地域が連携して、地域の多様な人材や企業の協力を得ながら、普段の学校の授業では体験できない体系的・継続的なプログラムを公民館が主体となって実施しています。
※学校・公民館によって実施可否が異なります。
※藤原公民館の土曜学習では、藤原小学校と磐崎小学校、遠野小学校ののお子さんが参加しています。