Activity Report
活動報告大野玉山地区にある(株)起点のコットンフィールドで『有機栽培綿花の体験講座』を開催し3年目を迎えます。今年度は「春の種まき」「夏の摘芯」「秋の収穫」に、受講生からの熱い要望で「冬の糸紡ぎ」を追加し内容を充実しました。綿花による春夏秋冬おもてなしです。年々応募者数が増えリピーターの方も数組いらっしゃいました。
4月29日(土)「春の種まき」では、うららかな青空の下、起点スタッフにより整備された畑に立つと、バリック樽の内側ローストに似ている乾いた土の香りを感じます。受講生の皆様は、マルチに開けた穴に種を3個ずつ入れながら、やさしく土を被せていきます。小さな種に大きな愛を込めて夢中で取組み、予定より多くの種を撒くことができました。綿花の種を通じて自然と一体になる幸せを感じながら。
コットンフィールド | 綿花の種 | ドキドキ種まき体験 |
7月18日(火) じっとしていても汗が出てくる暑さの中、コットンフィールドに行くと思わず目を見開きました。春の景色から一変し、鮮やかな緑一色に染まっていたのです。湿った土のアロマと若いシダ草に似たブーケがグラッシーな世界を強く感じさせます。綿花の苗は50cm以上成長し、無農薬、無除草剤のオーガニックによる大地の力を全身にあふれさせていました。負けじと雑草も元気いっぱいです。これから秋まで起点スタッフと雑草の長い闘いが続きます。3ケ月後素晴らしい幸運が訪れますように。
8月5日(土) 綿花の生育状態に合わせ延期していた「夏の摘芯」では、雲一つない青空の下、熱中症対策で休憩を何度か入れながら作業にトライしました。摘芯は茎の先端部分を摘み、枝葉を増やし脇芽の成長を促進させるために行います。受講生の皆様は大きく成長した茎の前で「せっかく伸びたのに切ってしまうのは勿体ないなあ」と、始めは戸惑っていましたが作業が進むにつれて大胆になり、ハサミを使いこなしながら無事に行いました。枝を切った綿花の茎は見事に高さが揃い爽快で、受講生の皆様の汗も輝いていました。
起点スタッフの指導 | 鮮やかな綿花の花 | 大胆に摘芯作業 |
次回10月はいよいよ「秋の収穫」です。ふわふわの綿摘み体験は最高のヒーリングタイムになるでしょう。