今年度より遠野小学校単独開催となった土曜学習「遠野わくわくキッズ」が、遠野小学校児童24名でスタートしました。

５月31日、６月７日に開催された講座の様子を紹介します。

 

第１回　科学実験教室

５月31日（土）９：30～11：30

会場：上遠野公民館

講師：常磐共同ガスのみなさん

 

記念すべき第１回目の講座は、常磐共同ガスの社員さんを講師としてお迎えし、科学実験教室（サイエンスショー）を開催しました。

子どもたちが普段触れることができない様々な実験を行っていただき、科学の不思議や楽しさを体験しました。

液体窒素を使用した実験のため、きちんと注意事項を聞いてからのスタートです。

お湯の入った容器に液体窒素を注ぐと、急激に冷やされて水蒸気が立ち上がり、子どもたちからは驚きの歓声が上がりました。

液体窒素に造花を入れても変化が見られなかったのに対し、生花を入れると花の水分が凍り、粉々に砕けてしまうことを体験しました。

本体になるかさ袋に空気を入れ、羽をつけた「かさ袋ロケット」作成し、飛距離を競いました。先端に少し重さを持たせると遠くまで飛ぶとのアドバイスを受けて、みんな工夫を凝らしながら作成しました。

 

第２回　お天気教室

７月５日（土）９：30～11：30

会場：入遠野公民館

講師：梛良幸広さん（気象予報士）

 

第２回目の講座は、気象予報士の梛良先生をお迎えしての「お天気教室」です。

気圧による状態の変化、雲を発生させるなどの気象実験や、自然災害時の対応についても教えていただきました。

クイズ形式での講座で、お天気について分かりやすく教えていただきました。

密閉されたペットボトルにポンプで空気を送り込みフタを開けると、気圧の変化によりペットボトル内で水蒸気が発生しました。この現象は空に雲が発生する時と同じであることを学びました。

 

うちわを使って台風並みの風速を起こせるか挑戦しました。

水の入ったペットボトル２本を組み合わせて上手に回すと、上昇気流によって竜巻が発生しました。