Activity Report
活動報告日本では、少子高齢化の影響により毎年平均約470校の学校が廃校となっていますが、残った校舎の活用方法は地方自治体にとって重要な課題です。令和7年4月1日から旧大野第一小学校舎が大野公民館として再利用されたことを受け、廃校の有効活用方法や具体的な整備手法を参考にするため、つくばみらい市教育委員会による視察が行われました。
茨城県の南西部にあるつくばみらい市は、東京都心から40Km圏に位置し、つくばエクスプレス沿線に位置する首都圏近郊都市。水田地帯、畑地、住宅地が形成され、都市と自然が調和したまちづくりが進められており、子育て世代の人が多く住む街として人気です。今回は、生涯学習課、伊奈・谷和原公民館から4名の方が来館されました。遠路お越しいただき心から厚く感謝申し上げます。
生涯学習課からハード事業について、大野公民館からソフト事業について説明し、質疑応答後に館内の各部屋、講堂、施設外観を見学いただきました。「月日が経てば施設が老朽化していくのは仕方のないことで、今回廃校になった校舎を公民館として再利用するというのは自治体として有意義な方法だと思う」「公民館講座についても、いわき市の生涯学習に対しての手厚いサポートは見習うべきところで、今後の参考とさせていただきたい」と貴重なお言葉を頂きました。
市内で初めて学校から公民館に生まれ変わった大野公民館。今後も他市の皆様に視察いただく際は、生涯学習課と共に精一杯もてなしの心をもって対応して参ります。つくばみらい市の職員の皆様、本当にありがとうございました。今回を契機に両市の交流が広がるといいですね。