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お知らせ市民講座「久之浜通信~浜の歳時記を通して~(第2回)」を開催しました。今回は、久之浜・大久地区の江戸時代―幕領小名浜の時代―」と題し、草野心平記念文学館 学芸員 佐藤耕太郎氏を招いた講義と、久之浜町内に残る島田帯刀の碑を訪問するフィールドワークを行いました。
島田碑に残る島田帯刀代官は、天保の飢饉に苦しむ領民へ年貢米を配布したことで知られる方です。
座学で江戸時代の代官制度や幕領小名浜の概要、名代官と言われる方のエピソードなどを学びました。
島田碑(大久町北田)を訪問
地域の参加者の皆さんも初めて認識された方がほとんどでした。
島田碑(久之浜町末続)を訪問。市内には大久地区にもう1か所の石碑が残されています。
大きな権限で地方を支配している代官のイメージとは裏腹に、実際には中間管理職として限られた裁量の中で施策を行っていたことなどを学ぶと共に、フィールドワークを通じて、管理していた任地の広さや距離を改めて感じる機会となりました。